これから勉強を始めるみんなへの自習用推薦教材:社会編 ~基礎から上位難関大学受験まで~


【小学校・中学受験社会】
●『わかるできる 応用自在 社会』(学研プラス)
 国公立・私立中学校受験対策の総合型参考書です。基礎固めに使えます。

●『小学高学年 自由自在 社会』(受験研究社)
 有名中学入試対策の総合型参考書です。基礎固めに使えます。「応用自在」を取るか、「自由自在」を取るかは好みです。強いて言えば、「応用自在」が若干基礎的、「自由自在」が若干発展的といったところでしょうか。

●『中学受験用 社会 メモリーチェック』(日能研)
 コンパクトな実戦用問題集です。仕上げに使えます。

●『中学入試 でる順 社会700』(旺文社)
 実戦用問題集です。スタート用にも使えます。
【中学校・高校受験社会】

●『高校入試 重点検討 社会』(教学研究社)
 高校入試に向けて、中学3年分の社会の総まとめをするのによく使われます。

●『中学総合的研究 社会』(旺文社)
 いわゆる「辞書本」です。調べるために使いましょう。

●『受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題社会』『受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 社会』(旺文社)
 過去問演習段階に入った時、「50%以上問題」→「過去問」→「50%以下問題」(→「過去問」)といったような使い方をします。社会と理科は特に、この「50%以上問題」「50%以下問題」が効果を発揮する分野であるとされます。


【世界史】
●『詳説世界史B』(山川出版社)、『世界史B』(東京書籍)、『新詳世界史B』(帝国書院)
 世界史は高校教科書が参考書の役目を立派に果たしてくれます。「最低限押さえておくべき知識」のスタンダードですから、ここに出ていなくて試験に出た問題は基礎を超えた事項として、その都度押さえていくとよいでしょう。

●『よくでる世界史B一問一答』(山川出版社)
 基本的事項を押さえるために、教科書の熟読と「一問一答」を併用します。

●『新詳世界史図説』(浜島書店)
 資料集は必要です。これは「絶対の1冊」というものが特にないので、自分が参照しやすいものを選ぶと良いでしょう。「新詳」は日本史の方が絶対化しています。

●『世界史図録ヒストリカ』(山川出版社)
 同時代の世界の状況を一望する上で資料集が有効です。学校配布のものがあればそれでもかまいません。

●『最新世界史図説 タペストリー』(帝国書院)
 資料集に関しては、帝国書院は山川出版社以上とされ、最近では教科書での評価も高まっています。タペストリーは図表の数が多く、解説もポイントをつかんでいます。

●『明解世界史図説エスカリエ』(帝国書院)
 「地図」の帝国書院なので、世界史を地理的に把握する上で便利です。タペストリーの簡易版的位置づけですが、内容はしっかりしています。

●『これでわかる世界史B』『理解しやすい世界史B』(文英堂)
 「歴史が苦手な人」のための教科書理解補助用です。

●『チャート式 新世界史』(数研出版)
 より詳しい世界史理解のために使える参考書です。

●『これならわかる!ナビゲーター世界史B①~④』(山川出版社)
 教科書的知識を分かりやすくまとめたもので、何度も読み重ねて基礎知識ベースを強化します。

●『荒巻の新世界史の見取り図 上・中・下』(ナガセ)
 松下政経塾出身の著者独自の視点もありますが、歴史的事象の意義や因果関係、相互関係など論点整理をする上で役立ちます。ナビゲーターよりも掘り下げている部分があります。

●『30日完成 スピードマスター 世界史問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。

●『タテから見る世界史 パワーアップ版』『ヨコから見る世界史 パワーアップ版』(学研プラス)
 各国・地域史と同時代史はどこかでまとめ直し、整理する必要がありますが、そのためによく使われている本です。

●『流れがわかる 各国別・地域別世界史Bの整理』(山川出版社)
 各国・地域史をまとめてあるので、「調べ用」に使えます。

●『実力をつける世界史100題』(Z会出版)
 記述対策の基本訓練用ですが、量が多いので、スタートが早い場合には使えます。

●『出題パターン型・世界史論述練習帳』(旺文社)
 論述の出題パターン別に「書き方のノウハウ」を習得するためのものです。

●『判る!解ける!書ける!世界史論述』(河合出版)
 世界史論述対策の入門用です。問題の難易度がそれほど高くなく、解説の中で採点基準が詳しく書かれているので、自分が書いた答案の方向性が合っているかどうかを確認することができます。

●『詳説世界史論述問題集』(山川出版社)
いろいろ問題にも応用がきくと思われるもののみを厳選しており、問題の背景を広く考察できるように解説を充実させ、学会の新たな視点や新傾向の歴史的テーマを盛り込んだ内容となっています。

●『みるみる論述力がつく世界史』(山川出版社)
大学入試の論述問題で合格点を取るための攻略法を丁寧に解説し、作業を通じて読み進めることによって段階的に実力がつくように構成されています。制限字数に応じて基本編25題、発展編15題からなります。

●『世界史論述練習帳new』(Parade Books)
 論述問題が8つのタイプに分けられ、易しいものから順に並べられており、東大・京大・一橋大・筑波大といった記述問題が課せられる難関大志望生が対象です。

●『段階式 世界史論述のトレーニング』(Z会出版)
 論述・記述のポイントは「論点提示」にありますが、これが分かるようになるということは「自己採点」も可能になるということです。「この設問で要求されている論点は何か」をつかみ、「事実誤認はないか」「論理構成に無理はないか」に気をつけて、字数内でまとめる訓練をするための仕上げの演習書です。

●『詳説世界史研究』(山川出版社)
 上位難関大学記述対策用「辞書本」です。教科書の記述を超えた背景・経緯・意義理解が必要になる場合がありますので、調べるために使います。

【日本史】
●『詳説日本史B』『新日本史B』(山川出版社)
 『詳説日本史B』はれっきとした高校検定教科書でありながら、唯一参考書として一般書店にも並ぶものです。「これ1冊で基礎はOK!」と言い切る予備校教師は数多くいます。これに出ていなくて、試験に出た問題は基礎を超えた事項として、その都度押さえていくとよいでしょう。ただ分野によっては記述が薄い所もあり、同じく教科書である『新日本史B』の方に詳しい説明が出ていたりします。

●『よくでる日本史B一問一答』(山川出版社)
 基本的事項を押さえるために、教科書の熟読と「一問一答」を併用します。

●『新詳日本史図説』(浜島書店)
 日本史資料集の中では定評のあるものです。小学校からこれを使用している所もあります。

●『図説日本史通覧』(帝国書院)
 最近めきめき評価を上げている帝国書院の資料集です。入試に必須で つまずきやすい土地制度について、古代~現代まで図化して完全整理するなど、分かりやすさは抜群です。

●『詳説日本史図録』(山川出版社)
 教科書の『詳説日本史B』とセットにして使えます。

●『詳説日本史史料集』(山川出版社)
日本史では「史料」問題が重要かつ難問化します。演習で「史料」問題にぶつかる度に、こまめに「史料集」で確認しておきたいところです。

●『新日本史資料集』(桐原書店)
 「史料集」も複数あると、調べる時に助かります。

●『これでわかる日本史B』『理解しやすい日本史B』(文英堂)
 「歴史が苦手な人」のための教科書理解補助用です。

●『チャート式 新日本史』(数研出版)
 より詳しい日本史理解のために使える参考書です。

●『超速!最新日本史の流れ』『超速!最新日本近現代史の流れ』『超速!最新日本文化史の流れ』(ブックマン社)
 日本史の「全体の流れ」を一気に把握するのに最適です。「読み物」として読んでおけば興味も湧くし、知識も整理されます。

●『これならわかる!ナビゲーター日本史B①~④』(山川出版社)
 教科書的知識を分かりやすくまとめたもので、何度も読み重ねて基礎知識ベースを強化します。

●『30日完成 スピードマスター 日本史問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。

●『実力をつける日本史100題』(Z会出版)
 記述対策の基本訓練用ですが、量が多いので、スタートが早い場合には使えます。

●『“考える”日本史論述』(河合塾)
 「基本的知識」を駆使して「合格答案」を書くためのノウハウを習得するためのものです。

●『段階式 日本史論述のトレーニング』(Z会出版)
 論述・記述のポイントは「論点提示」にありますが、これが分かるようになるということは「自己採点」も可能になるということです。「この設問で要求されている論点は何か」をつかみ、「事実誤認はないか」「論理構成に無理はないか」に気をつけて、字数内でまとめる訓練をするための仕上げの演習書です。

●『詳説日本史研究』(山川出版社)
 上位難関大学記述対策用「辞書本」です。教科書の記述を超えた背景・経緯・意義理解が必要になる場合がありますので、調べるために使います。

●『最新入試対応 日本史史料問題集』(山川出版社)
 「史料系問題」は日本史の「奥の院」です。受ける大学において頻出であるならば、この分野に特化した取り組みが必要になってきます。

●『眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説』(オフィス界)
 名物講師の思いが熱く入った史料系問題集です。


【地理】
●『大学入学共通テスト 瀬川聡地理B講義の実況中継(1)系統地理編』『大学入学共通テスト 瀬川聡 地理B講義の実況中継(2)地誌編』(語学春秋社)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書です。

●『大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本』(KADOKAWA)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書です。『瀬川実況中継①②』をまとめて補強したものでもあるので、これ1冊でもかまいません。

●『村瀬の ゼロからわかる地理B 系統地理編』『村瀬の ゼロからわかる地理B地誌編』(学研プラス)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書です。

●『合格講義! 系統地理編』『合格講義! 地誌編』(学研プラス)
 地理の基礎事項を押さえるための基本書ですが、より発展的です。

●『理解しやすい地理B』(文英堂)
 「調べ学習用」に使います。地理は教科書が使い物にならず、「絶対の1冊」がなかなか無い分野なので、複数の参考書を組み合わせて補う必要があります。

●『マイベスト よくわかる地理』(学研プラス)
 「調べ学習用」に使います。

●『試験に強い!要点ハンドブック地理B』(文英堂)
 「まとめ用」のテキストですが、実によくまとまっており、知識確認に使えます。

●『新編標準高等地図』(帝国書院)
 地理の学習に地図帳は不可欠です。帝国書院は定番です。

●『新詳地理資料 COMPLETE』(帝国書院)
 写真やデータが豊富で、地理的情報に関してイメージを豊かにしてくれます。

●『新詳資料 地理の研究』(帝国書院)
 「地球の自然環境」「資源と産業」「生活・文化とグローバル化」「世界の諸地域」「地理情報と地図」の5部構成で、統計資料、図表、写真、文章資料などを用いてまとめられ、現象面の説明だけでなく、その背景まで描くことを心がけて編集されています。

●『新編 地理資料』(とうほう)
 資料集は自分で実際に見てみて、分かりやすいと思えるものを選ぶことが賢明です。

●『30日完成 スピードマスター 地理問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。

●『地理Bの<超>速攻問題集 改定新版』(学生社)
 基礎知識ベース確立のための演習書です。

●『入試対策と速攻 記述論述地理B』(学生社)
 記述・論述対策の基本演習書です。

●『実力をつける地理100題』(Z会出版)
 短答式なので、記述対策の基本訓練用です。量が多いので、スタートが早い場合には使えます。

●『大学入試 地理B論述問題が面白いほど解ける本』(KADOKAWA)
 頻出テーマと有名大学の問題に絞って、満点解答作成までのプロセスが示されています。

●『納得できる地理論述』(河合出版)
 難易度は高めですが、地理論述問題をタイプ分けして整理されており、よく問われる「因果関係」が分かりやすく解説されています。

●『東大地理問題演習』(ナガセ)
 東京大学に限定せず、幅広い過去問演習を行う中で、テーマ理解のための基礎知識、各問題を解くためのポイント、解答例をふまえ、東大二次レベルの実力を養成していきます。

●『地理データファイル』(帝国書院)
 参考書で手落ちとなりやすい「データの古さ」をカバーするために、なるべく新しい「統計データ」を入手しておきたいところです。

●『データブック・オブ・ザ・ワールド』『データが読めると世界はこんなにおもしろい:データブック オブ・ザ・ワールド入門』(二宮書店)
 「統計データ」としては、『地理データファイル』と共に定番です。入門は数多くの統計からセレクトされた人口・産業・貿易など88テーマについて、詳しい解説をしているので、地理のポイントを知るのに便利です。

●『日本がわかるデータブック 日本国勢図会』(矢野恒太記念会)
 厳選した最新のデータをもとに、日本の社会・経済情勢を表とグラフでわかりやすく解説したデータブック。

●『世界がわかるデータブック 世界国勢図会』(矢野恒太記念会)
 厳選した最新のデータをもとに、世界の社会・経済情勢を表とグラフでわかりやすく解説したデータブック。


【倫理】
●『倫理』(東京書籍など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書で買うのが一般的です。基礎事項は教科書でも十分カバーできます。

●『大学入学共通テスト 倫理の点数が面白いほどとれる本』(KADOKAWA)
 倫理は90点以上狙える科目です。効率よく基礎事項を押さえていく必要があります。そのための入門書です。

●『アプローチ倫理資料』(とうほう)
 「調べ学習用」「補強用」の「資料集」です。

●『最新図説倫理』(浜島書店)
 「調べ学習用」「補強用」の「資料集」です。

●『詳解倫理資料』(実教出版)
 「調べ学習用」「補強用」の「資料集」です。

●『20日完成 スピードマスター 倫理問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。


【政治・経済】
●『政治・経済』(東京書籍など)
 これは教科書です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書で買うのが一般的です。基礎事項は教科書でも十分カバーできます。

●『清水の新政治攻略 政治のしくみと時事』(『清水の新経済攻略 経済理論と時事』(ナガセ)
 政治経済も90点以上狙える科目です。効率よく基礎事項を押さえていく必要があります。そのための入門書です。

●『大学入学共通テスト 政治・経済の点数が面白いほどとれる本』(KADOKAWA)
 効率よく基礎事項を押さえていくための入門書です。

●『大学入試 蔭山克秀の政治・経済が面白いほど分かる本』(KADOKAWA)
 国公立2次試験、私大一般入試対策用の実力養成書です。

●『最新図説政経』(浜島書店)
 政治・経済は資料集が不可欠です。

●『テーマ別資料 政治・経済』(とうほう)
 資料集は自分で実際に見てみて、分かりやすいと思えるものを選ぶことが賢明です。

●『資料政・経』(東学)
 「時事」を調べるために使います。

●『一目でわかる新政経ハンドブック』(ナガセ)
 「時事」も含め、ほぼ必要なデータが満載です。定番本です。

●『20日完成 スピードマスター 政治・経済問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。


【倫理・政経、現代社会】
●『現代社会』(東京書籍など)
 これは教科書です。倫理・政経の場合は倫理と政治・経済の2つの教科書が必要です。独学で学び始める人は教科書があった方が便利ですので(英語、国語などは教科書が使えません)、教科書卸問屋で入手します。一般書店では売っていません。東京ならJR総武線大久保駅(山手線新大久保駅でもOK)近くの第一教科書で買うのが一般的です。基礎事項は教科書でも十分カバーできます。倫理・政経と現代社会の範囲は一緒ですが、現代社会のレベルの方が易しめです。

●『大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本』『大学入学共通テスト 現代社会の点数が面白いほどとれる本』(KADOKAWA)
 効率よく基礎事項を押さえていくための入門書です。

●『最新図説現社』(浜島書店)
現代社会は資料集が不可欠です。倫理・政経の場合は倫理の資料集と政治・経済の資料集と最低2種類必要になります。

●『20日完成 スピードマスター 現代社会問題集』(山川出版社)
 基本知識をなるべく短い時間で一通りインプットするための基本問題集です。倫理・政経の場合は倫理のスピードマスターと政治・経済のスピードマスターをこなすことになります。





Copyright © 「やる気」が出る勉強法研究会 All Rights Reserved